人を「育てる」ということについて⑧　〔千種区. マッサージ　腰痛　肩こり〕

2014年3月16日日曜日

人を「育てる」ということについて⑧　〔千種区. マッサージ　腰痛　肩こり〕

（続きです）

また育てる手段という面に関しても問題があったと感じます。

その人の方法は分類的に分けてみると

短い期間に過剰に圧力をかけることによって一気に

レベルを引上げるような方法です。

この方法は軍隊で新兵を鍛えるときや塾や学校でも

採用されている方法であるため非常に有効な方法といえます。

ある意味日本人におなじみの方法であるといえますが

長期的な成長という面で考えると多くの問題を抱えています。

例えば、個性を引き出すのが困難であるとか

自分で考える能力が低下するなどあるのですが

一番の問題は指導する側と教わる側のレベルの格差が

ないと上手く育たないということです。

つまり教える側の人間のレベルがはるかに高い場合

それこそ学校の先生と生徒くらい違えば常に「正しい答え」を

示し続ける事ができるでしょう。

しかしお互いのレベルが近くなるほど指導する側の

人間の言う事が本当に「正しいこと」なのかどうか

疑問を持つ事が可能になってきます。

だから「自分は出来ない事を分かっているからいいんだ。

俺はお前ならできると思って言っているんだ」などと

言われてしまえば自分を正しくないと言っているのに

正しいということを示し続けるのができるのかと疑問を

もってもおかしくないでしょう。

（あとちょっとで終わります